職場から「高価な盆栽をネコババ」した同僚 次の被害を防ぐために女性が実施した対策は | キャリコネニュース
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職場から「高価な盆栽をネコババ」した同僚 次の被害を防ぐために女性が実施した対策は

画像はイメージ

職場に寄付されたものを勝手に持って帰るのは、窃盗にあたるのではないだろうか。岩手県に住む50代前半の女性(正社員・職員/年収500万円)は、公務員としてある施設に勤めているが、そこには手癖の悪い職員がいたようだ。

「施設に寄付された松の盆栽を『植え替えてあげる』といって安い鉢に移して高価な鉢をネコババしたことを知っていたので警戒していました」

この一件でその職員を警戒していると、今度は施設に飾ってある油絵の額を外し始め……。(文:國伊レン)

前職が厚意で寄贈した油絵。持っていかれないように機転を利かせた女性

その油絵は前職の人が厚意で職場に置いていったものだった。しかしその職員は、退職する機会に乗じて油絵を持ち帰る算段を立てていたようだ。そこで女性は、油絵の額を外して持っていこうとする姿に向かって

「(前職名)寄贈ってプレート作りました」

と声をかけた。「〇〇寄贈」とプレートを付ける予定のものを、勝手に持ち去ることはできないだろう。女性の機転が功を奏し、油絵は守られたという。安堵した様子でこう報告した。

「未遂で終わってよかったです」

職場にあるものを勝手に私物化する人は少なくないようだ。東京都に住む50代前半の女性(医療/正社員・職員/年収250万円)は「仕事用の大切なノートを隠されていた」と明かす。

犯人と思しき人は、明らかに挙動不審だったという。

「諦めて新しいノートを使っていたら、盗った本人が慌てていて、新しいノートを買うねと、わざわざ確認してきて注文していた」

もしかすると勝手に使って紛失してしまったのかもしれない。それから1か月後、以前探した時はなかった場所にノートが置かれていた。無断で持ち去った人がこっそり返したのだろうか。なぜか職場の人々はノートが置かれている事について何も言わなかったそうで、それに苛立った女性は

「本人の目の前でそのノートを叩きつけてから、仕事しました」

と、当時の怒りを振り返っている。

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