激務でSOSを出しても「大丈夫。出来ますよ」とスルーされ続けた女性 最終的に出社できなくなり…… | キャリコネニュース
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激務でSOSを出しても「大丈夫。出来ますよ」とスルーされ続けた女性 最終的に出社できなくなり……

画像はイメージ

入社したら事前に聞いていた話と違った、というのはよくある話だが、中には手のひら返しのような対応をされた人もいるようだ。

「働いている間はニコニコとしていた人事担当者が、退職後の手続きとなると急に態度が変わり、何故かケンカ腰の対応をされ不愉快極まりなかったです」

大阪府に住む40代後半の女性(事務・管理/年収150万円)はこう打ち明け、「放送局でのサポート事務」を約1か月で退職するまでの経緯を語った。(文:國伊レン)

「簡単にこなせます」と言われていたが……

女性は色々な職種を経験しており、その経歴が認められてこの会社に内定したそうだ。人事担当者は、女性がやる予定の業務に携わっていなかったが、

「これだけ経験していれば、うちはとても簡単にこなせます」

と心強い言葉をくれた。これに安心し信じて入社した結果、女性は「やることが多過ぎ、その割に前任者からの引き継ぎ期間は5日だけで間に合わなかった」という環境で働くことになってしまう。人事からは簡単そうに見えていたのだろうが、実態は激務だったようだ。職場も風通しが良いとは言えず、

「分からない業務を気楽に質問し教えてくれる人もおらず、また、私の業務量に反比例し、やることがなくサボっている人がいることも把握せずに時給は同じことにも納得がいかなかった」

と当時の不満を振り返る。

仕事の量が多すぎて、何度も「私には荷が重く出来ない」とSOSを出したが、「大丈夫。出来ますよ」と流され続け、最終的に心身に不調をきたして出社できなくなってしまった。すると電話がかかってきて

「このままでは業務が滞るので、新しい人を探します。あなたはいついつまでで退職でいいですね」

と、一方的に退職日時が決まった。

すぐに人手を補填したい人事の事情も分かるが、実際の業務をろくに教えず軽々しく「とても簡単」などと伝えればミスマッチが起きるのは当然ではないだろうか。

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