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「上京したい」の強い思いで東京で就職、1週間で退職 ブラック企業に入ってしまった四国の20代女性

その会社は「某キャリア通信会社の孫請け」だったとし、「見たことも聞いたこともないサービス」を行なっていたという。顧客リストを見ながらひたすら電話営業をしていく仕事だった。

「99.9%断られて、なかには『しつこい』だの、脅迫まがいな応対もあり泣きそうになりました」

確かにこれではメンタルがやられそうだ。

テレアポでは、営業が成立したらインセンティブがつくこともあるようだ。その会社も「時給は契約成功しただけアップする」という給与体系だったが、契約を取れなかった女性は「一番下のランクでした」と回想する。

職場環境も合わなかったようだ。男性が多めの職場で、その上、変なルールがあったそう。

「体育会系のノリがあり、ラジオ体操したあとに選ばれた人間は大きな声で社訓を読む。優秀な営業マンは『神』のように崇拝され」

ほかにも、週1、2回しか出社しない事務員が、「かなり貰ってるのかブランドバッグにきらびやかな格好してて」と怪しかった。結局、「ここで働く自分が馬鹿馬鹿しく思い1週間で退職しました」という女性だが、話はこれで終わらない。

短期間の退職であっても、当然、会社は給与を日割りして支給しなければならない。だが女性は、「給料から交通費まで一銭ももらえず」とし、労働基準監督署に相談もしなかったようだ。泣き寝入りは良くないが、勤め続けていたらもっとひどい目に遭わされたと思うと、これで済んで良かったとも言えるかもしれない。結末をこう明かした。

「アテが外れたので家賃から生活費も賄えなくなり地元に戻りました。東京は遊びに行くもので、私には色々と早かったなと悲しい過去の思い出となりました」

早かったというより、入社した会社が悪すぎただろう。最初から最後まで怪しい会社だった。現在は福祉関連の仕事に加え、掛け持ちで単発バイトをしているというが、お金が貯まり再び上京する際には、慎重に会社を選びたいところだ。

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