こうした経験は初めてではなかったようだが、さすがに驚いた様子でこう書いていた。
「国税の査察は経験があるけれど、いきなり工場まで来られたのは初体験。3億超えの所得隠しで追徴課税、1.8億円程度だったと思う」
「個人経営の会社あるあるかな?ヤバい会社に入ったものだと痛感」
流石にあるあるではないだろうが、かなりやばい経営者だったことは確かだ。
福島県に住む50代前半の女性(エンジニア/機械・電気・電子・半導体・制御/年収600万円)は「地方の会社勤め」で、「世間と同じく人材不足です」とこぼす。
「そのためここ数年は来てくれる派遣社員さんを大切にする動きが強い傾向にあり、一部の派遣社員さんのわがままを聞き入れてしまってほかの派遣社員さんや正社員のみんなが迷惑しています」
わがままとはどのようなものなのだろうか。
「先日は『ある正社員が働いていない』とのタレコミをもとに配置転換させられていましたが完全なガセで、残された人たちが酷い目にあい崩壊」
単なる誹謗中傷で異動させられてはたまらない。言い出したのは別の課の人で、「側から見たら働いていないようにみえたからムカツク」という理由だけで告げ口したようだった。
しかも結局、その社員は「お咎めなし」だったというから驚きだ。「上層部も精査していかないと、もうすぐ崩壊します」という言葉通り、周りの社員の不満は相当なものだろう。