高収入の仕事はそれなりに過酷なことも多いだろう。中には辞めたくなる人もいる。投稿を寄せた20代男性(東京都/建築・土木技術職)は、年収700万円と20代男性の平均を大きく上回る額を稼いでいるが、「仕事辞めたい」のだそう。仕事は「工事現場での施工管理」とのことで、いわゆる現場監督だ。
「工事現場常駐という形で、この工事が終わったらすぐ次の現場に行く。手当は付くが、なかなか家には帰れない。現場の上長はせっかち?な人が多く、パワハラに近い言動が多い」
どんなパワハラをされるのかは明かしていないが、家族にもほとんど会えない中でハラスメントまでされたら辞めたくなるのも頷ける。(文:篠原みつき)
年収1450万円だけど……「家族で食事や旅行に行っても…会議や緊急の連絡ばかり」
また年間1900万円という高収入を得ていても、「ワークライフバランスが取れないので辞めたい」とこぼすのは、兵庫県の40代男性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産)だ。収入の内訳として
「年収1450万、不動産所得300万。その他、株などで100万。妻の収入有り」
と明かし、経済的には随分余裕がありそうだ。しかし仕事となると一切余裕は無さそうで……。
「忙しすぎて朝晩、週末も仕事。家族で食事や旅行に行っても仕事や会議。名目上…休んだ事になっても会議や緊急の連絡ばかり。外資企業だから、グローバルルールを徹底的に言われるので、ストレスも半端無い」
ちなみに仕事はデータセンター関連のプロジェクトのマネージャーだという。データセンターは24時間365日稼働しており、常に心休まらないのも頷ける。それでも働いている現在の心境を、こう書いていた。
「でも、行き先が無いので、我慢。給料日が唯一の励み 」
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