職場のトイレ事情が原因で退職まで考える人もいる。東京都の30代女性(年収500万円)が働くオフィスは「小さいマンションの1室」。そのため、トイレは男女兼用のものがたった一つだという。本音をこう明かした。(文:長田コウ)
「男性社員が多く、便座が上がってたり汚くてあまり使いたくないので、近所の公共施設のトイレを使っています」
「トイレ掃除が女性社員の仕事なのが本当に不満」
移動の手間だけで済めばいいのだが…。他にも不満があるそう。
「トイレ掃除が女性社員の仕事なのが本当に不満で、いつか辞めようと考えています」
負担は公平であるのが望ましいが、確かにこれでは仕事のやる気も失われそうだ。
神奈川県の40代女性(年収350万円)も、かつて男女共用トイレしかない職場で働いていた。女性が就活していた時は超氷河期で「中小零細企業にしか就職できなかった」のだそうだ。
その職場では毎朝のトイレ掃除は女性の仕事と決まっていたという。
「男女が多い職場で、トイレが毎日汚く、朝から毎日気分が悪くなった」
相当、ストレスが溜まっているようで、さらに不満を打ち明けた。
「男女平等といいながら、汚す奴らに限って掃除をしたがらないとはどういうことか。男こそトイレ掃除をするべきだと思うし、嫌なら汚さないでほしい」
こちらの場合も女性にだけ負担を押し付けるのは理不尽だ。一人目の女性の投稿にもあるように、こうした職場は今も存在している。今後意識を変えていく必要があるだろう。
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