いくら良い接客を心掛けても、お客さんから理不尽に怒られたらやる気は削がれてしまう。スーパーでレジ店員として働く愛知県の60代女性は、迷惑客に苦労していると明かす。
「1点しか買わない商品にお買い物済のシールを貼ろうしたら、『貼るな!!』と怒られ、レシートも持って行かず帰って行きます」
会計済みの印として貼るシールを思い切り拒絶されてしまった女性。まさかそんな事で怒られるとは、さぞかし驚いたことだろう。(文:真鍋リイサ)
「お客様の声」の用紙に名指しで「態度が悪い」と書かれることも
商品を一点だけ購入された場合、レジ袋にも入れない場合が多いだろう。シールも無くエコバッグにも入れなければ商品だけを持って店から出ることになる。これに女性は
「万引きと間違えられても仕方ないと思います」
と書いており、この認識はもっともだ。
他にも厄介なことに、店に対する意見やクレームを出す「お客様の声」という投書を名指しで書かれてしまうことがあるという。
「お客様の声でのお申し出の用紙に、気に入らないのか名指しで書いてある時があります。雑だとか、潰れるとか、態度が悪いとか書かれています」
その用紙はしばらく店内に掲示されているそうで「ストレス溜まります!」と不満を募らせる。
「ちゃんとレジしていてもお客様の気分で注意されるのは精神的に疲れます。だからセルフレジがあるんですかね」
セルフレジは主に人手不足解消に役立つが、こうしたクレーマーの存在でますます人手不足になってしまいそうだ。
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