「静かな退職」実践中の20代男性 昇進して責任を持ちたくないから「頼まれた仕事のみやる」 | キャリコネニュース
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「静かな退職」実践中の20代男性 昇進して責任を持ちたくないから「頼まれた仕事のみやる」

画像はイメージ

仕事に対するモチベーションがなかなか上がらず、ひそかに「静かな退職」を試みている人もいるようだ。大阪府の20代後半の男性(営業/年収350万円)は、

「最低限の仕事や、人から頼まれた仕事のみをやっています。自分からは進んで仕事を積極的に得ようとしないように過ごしています」

と勤務実態を明かした。そうなった理由は主に3つあるという。(文:長田コウ)

「言われた仕事だけこなせば後は自由時間」

どうやら先輩社員を見ていて思うところがあったようだ。

「1つ目は昇給の幅が狭いのに、仕事量や責任が上がっているのをみて、昇給昇格したくないからです」

確かに、これでは頑張る意欲を持ちづらいだろう。

「2つ目はそもそも今の仕事に興味が出てこない。3つ目は業務のレベルが自分にとっては難しく、最低限のことで精一杯」

昇格しないように、「何度も同じミスをしたり、簡単なところでつまずいてしまう」といった工夫をしているそうだ。

千葉県の50代女性(事務・管理/年収200万円)は、半年前に転職し現在は「出版社の事務」をしている。現状をこう綴った。

「以前は自分の裁量で仕事が出来ましたが今は言われた仕事だけこなせば後は自由時間という感じです」

新しい仕事を振られることもなく、首を突っ込むようなら嫌な顔をされる環境だという。女性いわく、本気を出せば「昼過ぎには終わる仕事」だそうで、その後は「ひたすら静かにネットを見ながら空想に耽る日々」だという。本音を明かし、投稿を結んだ。

「キャリアの時代は終わり、余生と思い割り切っています」

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