普通なら同情してしまうような状況だが、男性の印象は違ったそうだ。男性は以前からその上司に面識があり、「物腰が柔らかくて優しそうな上司」という印象を持っていた。ところが、同じ職場で働いてみると意外なことがわかった。
「蓋を開けたら挨拶できない上司だった。『おはようございます、お疲れさまでした』を言わず、シカト多発。たまに帰り際に言う言葉は、『また明日来まーす』もしくは先に帰る相手には『うぃーす』だけ。流石に女性社員からも『あの人挨拶しないよね』と噂が」
挨拶しないだけでなく、たまに口を開けば周囲に違和感を与える言葉が飛び出すのだから、およそ信頼はされなかったのではないか。男性は上司について、こう邪推している。
「だから、マンション買ったのに、東北に異動を命じられたんだよと納得」
一方、この上司を地方に飛ばした東京の「上の人」についても面識があるそうで、「そんな嫌な人ではない。話が分かる好印象の人だった」と評している。役職は不明だが、人事権を持つかなり上の地位の人だろう。男性は、一見理不尽な人事異動について
「挨拶できないような管理職なんか本社に必要なかったってことだと勝手に納得。Z世代ならまだしも、40後半になって、ろくに挨拶もできないようじゃどうしようもない」
と意図を推測した。もちろん挨拶だけが原因ではないにしても、印象が悪かったことは確かだろう。
その後、上司を飛ばした「上の人」は、自分もすぐに本社を離れ、「親会社に出向」してしまったそうだ。これに男性は
「最後の嫌がらせか何かかなと憶測してしまった」
と書いている。本社の「上の人」は、自分が職場を去る前に気に入らない部下を地方へ左遷したのだろうか。だとしたらそれも怖い話だ。
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