男性は「そこで連絡を断てば良かったものを…」と後悔をにじませながら、当時の状況をこう書いている。
「『年上としてどうにかしてあげないと!』という変な正義感から、『(東京から新幹線の距離だったので)新幹線は〇〇円だから、〇〇円あれば帰れるよね?』と返信した」
知らぬ仲ではない相手を見捨てることはできなかった。しかし当の相手は、男性の親切心につけ入るように「3万円貸して欲しい」と返答してきた。
これは男性が提示した額の倍であった。なんとも図々しい。これには男性も納得できず、初めの額なら貸せると返信したところ、
「『じゃあそれでいいよ』となぜか上からの態度」
を示してきたという。しかし男性は「何とかしてあげなきゃ」という使命感の下、初めの額を振り込んだ。
こうした男性の思いを裏切るように、その後3年経っても返済はなかった。それどころか、SNSのアカウントも消されていたという。
しかし男性は、相手の新しいアカウントを度々発見することがあった。「若い子は承認欲求が高いのか」というように、複数のアカウントを持っていたのだろう。だがメッセージを送っても、いまだに返済されていないという。
この件を経て男性は一つ教訓を得たようだ。投稿末にこう記している。
「普段、実際の友人にもお金を貸し借りしたことがないのに、なぜか貸してしまった自分を後悔していますが、今後はそんな浅はかな考えを改めようと胸に決めた出来事でした」
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