そもそも、そのセミナーで社長が考えたのはタイトルだけだった。
「その登壇用の資料やカンペは、前日に断れない部下に依頼して作らせたもので構成も何も社長は考えていない。(中略)だから内容が面白くないことに気づかず、集客ができないことにも当日まで気づかなかったのではないか」
女性はまた、現職でも社長に幻滅しているようだ。
「社長と社長の右腕(私の上長)が常に会議を遅れて参加する。社内の部署の会議は、どんな会議でも呼ぶまで来ない」
その一方で顧客が参加する会議にはほぼ遅れずに参加している上司に、「会議に優劣をつけてわざとやっているようにしか感じない」とこぼした。社長に関しては、そうした大事な会議ですら遅れたりすっぽかしたりするそうで、理由を「人たらしだから許されると高をくくっている」と推測した。
「社長は古くからいる社員のことは『家族』と呼ぶが、新しく入った社員には、ことごとく無関心」
女性は「家族」の一員ではないようだ。そもそも入りたくないかもしれない。
「給与を上げられない理由のみつらつらと話す」人事部長
「人事部長で取締役の上司」にも問題があるようだ。「月一の評価面談」という既定を無視し、
「社内規定に反して半年に1度しか評価面談をせず、評価用のツールも用いらず……」
と不満を漏らした女性。人事部長と普段一緒に仕事をしていないのに、評価面談の回数を減らされたら、どうやって評価されているのかと不安にもなるだろう。しかもこの人事部長は「他部署には月一の面談と評価用ツールの使用を強要している」とは、女性が呆れるのも無理もない。面談の内容も酷いもののようだ。
「半年に1度の評価面談で給与を上げられない理由のみつらつらと話すこと。しかも給与の話もこちらが聞くまで話そうともしない」
正当に評価されなければ辞めたくもなる。20代なら尚更だろう。
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