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馴染みのある店でも、働いてみたらろくでもない内情を知ってしまう事もある。埼玉県に住む40代の男性(不動産/正社員・職員/年収600万円)は、「昔、地元の駅前のそこまで有名なチェーン店でもない回転寿し屋でアルバイトをしました」と打ち明ける。その店を、わずか2週間で辞めてしまったそうだ。
そこは大学生のアルバイトがメインで、「副店長もバイトの大学生。店長だけ年配の社員のおじさん」という人員構成だった。「初日に挨拶してそこまでは普通」と回想するが、問題は仕事が始まってからだった。(文:篠原みつき)
「注文されたネタ乗っけて出すだけだからよろしく!」と軽すぎる指導
男性は、寿司の知識がほとんどない状態だったらしい。しかし、新人指導はかなりハイスピードかつ適当なものだった。カウンターの中に入るよう指示されると、ケース内のネタの説明が始まり……。
「あそこがマグロであれがホタテで、あれがハマチでーとか。5分くらいネタの説明で、『シャリマシーンから成形されたシャリ出てくるから注文されたネタ乗っけて出すだけだからよろしく!』って」
かなり軽めの指導で、わずか10分で「一人カウンターの中に残されてそのまま開店」と、いきなり寿司職人にされ、営業が始まった。
「注文ガンガンきてもどこになんのネタがあるか分からなくなり多分注文したものじゃないやつをガンガン出してたと思います。みんな首かしげながら食べてたんで」
お客さんは違和感を覚えながらも文句を言う人はいなかったようだ。だから良いという訳ではないが……。問題はそれだけではなかった。
「そんないいかげんなとこだから衛生管理もひどく、忙しい時間だと大学生が手伝ってくれましたが、さっきその人がトイレ行って大きい方してそのまま来てて手洗ってないよね?って……。怖くなり2週間で辞めました」
衛生管理がなっていないのは飲食店として致命的だ。即行で辞めたことについては「辞めて満足です。あそこにいたら色々な意味で感覚おかしくなりそうでした」と後悔はない様子。後日談をこう明かした。
「ちなみにその店は辞めて2年後にラーメン屋になってました」
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
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