「3時間以上、仕事がない日も…」暇すぎてつらい職場 しかもPC・スマホ禁止、ただ座って天井を見ているだけ… | キャリコネニュース - Page 2
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「3時間以上、仕事がない日も…」暇すぎてつらい職場 しかもPC・スマホ禁止、ただ座って天井を見ているだけ…

投稿者は以前は「人がひっきりなしに来るスーパーの店員」として多忙な日々を送り、「その忙しさに疲弊して退職」した経験を持つ。そして選んだのが現職だが、前述の通り、暇を持て余しているようだ。しかも、

「パソコンは支給されていないので、触れませんしスマホは禁止です」

という制約付きだ。さらに、

「契約関係上、他の仕事を貰うことも出来ないので『何かお手伝いすることあれば…!』などの声掛けも他の方に対して出来ません」

と、自ら仕事を探しにいくことすらままならない状況らしい。その結果、

「現状、メモ帳に落書きをするか、天井を見つめて空想しています」

という始末で、「あまりにも暇すぎて辛いとも感じます」と正直な気持ちを吐露している。

あれほど嫌だったはずの忙しさだが、暇な時間が増えるにつれ、

「疲れはあるものの、働いてる充実感のある前職の方が良かったのかなとも思います」

と、過去の職場に思いを馳せるようになってしまった。「結局はないものねだりなんでしょうか」と、心が揺れているようだ。

「暇は地獄」VS「忙しいと殺伐」 経験者たちのリアルな声

この投稿には100件を超えるコメントが寄せられ、「忙しい派」「暇派」、そして「ほどほど派」がそれぞれの実体験に基づいた意見を戦わせている。

中でも、「暇がこんなに辛いとは思ってなかった」「冗談抜きで頭おかしくなるかと思った」「暇すぎて契約更新しないで辞めましたよ」など、暇のつらさを訴える声が多い。投稿者のように、スマホやパソコンで時間をつぶすことが許されない環境での暇は、まさに「地獄」だと感じる人も多いようだ。

暇な職場では、精神的な消耗が大きいというコメントも複数ある。

「暇すぎる職場で毎日『私いなくてもいいよね』と罪悪感を感じながらぼーっとして過ごすのは辛い。メンタル病む」
「社長とか通るたびに忙しいフリしなきゃいけなくてつらかった」

投稿者のように「落書き」や「空想」しかできない状況はつらいもの。パソコンもスマホも厳禁の職場で、次のコメントは投稿者の暇つぶしの参考になるかもしれない。

「転職に備えて、資格のテキスト読んで時間潰してた」
「公募ガイドって雑誌にエッセイとか俳句の応募情報載ってるから、それ作ってあわよくばお小遣い稼ぎ」

そう言えば筆者も、暇な職場で編み物をしていたことがある。ゆるい職場ならこうした暇つぶしもできそうだが、スマホを禁止にするぐらい厳しいとなると、どうだろうか。

もちろん、「暇な仕事の方が断然いい」と断言する人たちもいる。その多くは、過去に過酷な労働環境を経験しているようだ。

「両方経験者だけど、絶対暇な方。忙しい方はみんな余裕なくて殺伐としてるよ」

他にも、「忙しくて過労でダウンとか、しんどいから二度と嫌!!」「暇なほうがいい。以前激務な部署で体壊した」と、心身を壊すほどの激務を経験すると、「暇で体壊す事はないから」という意見に強く共感するのだろう。

そして、大多数が理想とするのは「ほどほどに忙しい」状態だ。「丁度いい仕事量」を求めるコメントもあったが、この「丁度いい」を見つけるのが難しいのが現実だ。

「忙し過ぎず暇すぎないところがいいなw なかなかないよね」

というコメントに、多くの人が頷いているのではないだろうか。

結局のところ、「忙しい」と「暇」、どちらが良いかは、その人の性格や価値観、そして何より「程度」によるのだろう。投稿者は、自分にとって何が譲れない条件なのかを改めて考えてみる良い機会なのかもしれない。

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