情報共有なし、アゴで指示されるだけ…やる気失い、“静かな退職”を選んだ女性「給料アップもないので、もうサジを投げました」 | キャリコネニュース - Page 2
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情報共有なし、アゴで指示されるだけ…やる気失い、“静かな退職”を選んだ女性「給料アップもないので、もうサジを投げました」

女性によると、メーカーの営業担当が店舗を訪問しても「大して売り場は見ず『売り場をください』『発注を増やしてください』と告げて、短時間でまた次のお店に行ってしまう」という。そのため、

「じっくり時間を掛けて販売動向を話したり、半日くらい作業スタッフと汗を流す同業他社には全然敵わず」

という始末だそう。ラウンダーにはノルマが課せられていないことが多いようだが、次のエピソードは女性に直接的に関わるものだ。

「横の連携もなく、私は使いっ走り扱いで、行くたびに売り場担当さんに『◯◯はどうしますか?』と質問しては、『営業の◯◯さんにも言ったけど』と枕ことばが必ずついて二度手間」

この営業担当のせいで無駄な仕事が増えているようだ。営業担当と訪問日が重なった際には、さらに理不尽な扱いを受けることもある。

「あーしろこーしろ、並べ方が違う、これは粗利が少ないから販売拡大しなくていい、とアゴで使う」

一方で、女性がその日の作業内容を報告する義務があるにもかかわらず、「営業はいつ訪問したのか、着日が決まっている商品が届いているのか否か等も連絡なし」という有り様だ。これでは、仕事のモチベーションを維持する方が難しいだろう。

女性は不満を勤務先に伝えたようだ。すると「1年したら、もう少し状況変わるから我慢して」と言われ続けてきたが、「2年経っても変わらず」で、我慢の限界を迎えつつあるようだ。

「こちらの作業力を買われてお店から売り場をもらおうと、インセンティブも給料アップもないので、もう匙を投げました」

そうして最近は「静かな退職」をするに至ったという女性。不満を抱えながら働くより転職するほうがいいという人もいる一方、年齢など様々な事情から転職できないという人の場合、割り切って働くことで職場での“寿命”を延ばすというのもアリだろう。

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