上司はしたり顔でこう言い放った。
「玄関に一番近い所に社長の車の駐車スペースがあるだろう。一番便利な場所はお客様の為に在るべきだ。この会社の社長が奢りたかぶっていて、周りにはそれを提言出来ないイエスマンしかいない証拠だ」
一見もっともらしい意見だが、それを聞いていた男性は心の中で冷静にツッコミを入れていた。
「それ、うちの事やん…。要はこの会社にかこつけて愚痴りたいんやな」
なんと、上司が熱弁した「ダメな会社」の証拠は、そっくりそのまま自社にも当てはまることだったというのだ。得意げに語る上司の姿が目に浮かぶようだが、部下からは冷めた目で見られていたに違いない。
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