
画像はイメージ
自分のことは棚に上げて、部下には理不尽な要求を押し付けてくる上司の下では働きたくない。投稿を寄せた50代女性(事務・管理)は、退職を決意した出来事を明かす。
ある日、通勤中に「肩を粉砕骨折」するという大怪我を負ってしまった女性。医者から「休職するべき」と診断書をもらったため上司に伝えると、信じられない一言が返ってきた。
「医者の言うことを聞いて休むかどうかは、あなたの判断だよね」
女性はこれを「要するに多少無理してでも出てくるべき」と受け止めた。(文:長田コウ)
「多少無理してでも出てくるべき」と半ば強制
このように出勤を強要してくる上司は、「自分が体調不良の時や家族の介護で頻繁に休みを取る」そうで、今月は「週1~2日」の出勤だという。もちろん人にはそれぞれ事情があるものだが、「役員がそれでいいの?」と、女性は内心強い不満を抱いている。
さらに、職場の体制そのものにも大きな問題があったようだ。女性はリハビリが終わり職場に復帰しているが、こんな難しい状況だ。
「そもそもワンオペの業務体制がおかしいと、いくら言っても是正されない。私以外、仕入の支払や給与支払、税金納付等をわかる人が一人もいないのはまずい。キャッシュフローもワンオペ」
会社のカネの流れを管理できる人が、女性以外にいなかったのだ。この危険な状況を指摘しても、上司は「俺がチェックするから」と口約束するだけ。その発言から2か月以上経っても、一度も実行されていないという。やっとスケジュールを合わせてくれたと思えば、「当日ドタキャン」される始末で、限界を迎えている。
「後任を雇ってもらって、引継ぎしてから辞めようかな…なんて思ってたけど、そんな甘い考えじゃ一生辞められないので、さっさと次を探すことにします。決まったら即行で辞めます」
長年、会社の根幹業務を一人で支えてきた女性だが、あまりに無責任な上司の態度が勤続の意欲を失わせたのだろう。
※キャリコネニュースでは「『この上司はダメだ』と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/TRBML597
【シリーズ:失礼な面接官たち】
面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」
失礼すぎる面接官を黙らせた男性「あなたはお客様にもこんな態度で接するのですか?」
【あなたの投稿募集中!】面接で言われた衝撃的な言葉は?/新人に「見て覚えろ」はあり?なし?/年収いくら?満足していますか?


