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働きやすい職場づくりが進む中、いまだに信じがたいルールがまかり通っている所もあるようだ。関東地方に住む40代女性(医療・福祉・介護/年収450万円)は、勤務先の驚くべき労働実態を明かした。
「私の職場は歯科医院です。有給も無ければ、休むと1日7000円程お給料から引かれ、昼休みも休憩と言いながら電話に出たり来客が来たら対応します。けど医院長は自分の部屋で寝ています」
有給休暇の付与や、労働時間が6時間を超える場合の休憩は法律で定められた義務だ。欠勤したら罰金というルールも労働基準法違反となる。その一方でトップは昼寝をしているというから、従業員の不満が募るのも当然だろう。(文:天音琴葉)
通勤70分増、就業1時間増も、「ついていけなければ辞めていくしかない」と言われる
働き方改革が推進される現代において、時代に逆行するかのような職場で働いている人もいるようだ。愛知県の40代男性(営業/年収500万円)は、親会社の変更に伴う労働条件の変更に憤りを隠せない。
「親会社が変わり就業時間が変更となります。そして、今より通勤時間が往復約70分追加、就業時間は約1時間伸びます。就業時間などが魅力だった会社が時代に逆らって伸びていくことが考えられず、これについていけなければ辞めていくしかないとの事」
通勤時間と就業時間の追加分を合わせると、プライベートな時間が毎日2時間以上も減ってしまう。代わりに給与が増えるという話もないのだろう。なす術なく受け入れるか、辞めるかの二択を迫られるのは酷な話だ。
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