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子どもの急な体調不良時、職場からの理解が得られないと辛いものだ。投稿を寄せた50代女性(年収600万円)が職場で経験した理不尽な出来事を振り返った。
当時、中学生の子どものクラスでインフルエンザが流行していた。仕事中、子ども本人から「帰ってきて高熱がある」と電話が入った。子どものことを気にかけながらも、「午後からリモートワークをしよう」と、午前中は業務を片付けるのに必死だったという。(文:長田コウ)
そもそも係長から了承を得ているのに……
結局、午前中だけでは時間が足りず、リモートワークの申請は自宅から行うことで直属の係長に了承を得た。係長はすぐに出張で不在になったという。
女性は帰宅前に周囲へ「子供が高熱があることと、午後からリモートワークをすること」を告げると、60歳の「平」の同僚が口を挟んできたのだ。
「『申請はしたのか』『申請した業務内容は上司の承認を得たのか』『子供の看病しながら業務ができるのか』と言ってきて帰らせてくれません」
しかも、その同僚は昼休み中で「おにぎりを頬張りながら」言ってきたそう。一方の女性は、昼休みどころではなく、「子供のためにスポーツドリンクや食べやすいものを買ってすぐに帰宅したいのに」と焦っていた。
この同僚は日頃から口うるさく面倒くさい人であるため、周りには反論する職員もいなかった。助けを求めようと「近くに座る直属の課長」に視線を送るも、「まあ、慌てずに」と、女性がたしなめられる始末だった。いざというときに助けてくれない職場の環境にウンザリしたようで、心境をこう明かしている。
「ワークライフバランスとか言いながら、全く機能していない職場だと思いました」
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