「その後、実母は理由は分かりませんが、支給された直後に退社したと、事業所が本社に連絡を入れました」
タイミング的に、支給条件を満たした途端に辞めたとすれば、最初から金銭目的だったと疑われても仕方がない。ルール上は問題ないが、そこまであからさまだと会社としても困るだろう。しかしパートリーダーは「何事もなかったようにいます」といい、女性は不信感を抱いた。
女性が眉をひそめるリーダーの振る舞いは、これだけにとどまらない。「うちの息子、重宝してるでしょ」と自画自賛しているが、周囲の評価はまるで違うようだ。
「実際、一緒に仕事をしている人からは『使えない、覚え悪い、動き遅い』と言ってます」
しかも今度は息子の彼女がバイトに来るという。キャンペーンは終了しているため紹介料は出ないと伝えてあるそうだが、職場がパートリーダーの身内で埋め尽くされそうな勢いだ。
それを許しているのは店長のようだ。パートリーダーと店長の子どもは同い年で、職場でも仲良く雑談をしているそう。それ自体は結構なことだが、これまでの経緯があるからか女性は「(店長とパートリーダーは)ママ友のようです」と呆れたように書いている。


