理事長の知人が入社すると、その人物は高圧的な態度で管轄外の業務にまで口出しをし、備品の購入を妨害されることさえあったという。男性は理事長から怒鳴られることもあり、ついに退職を決意した。直接の上司である課長に伝えると、「半泣きになり、考え直さないか」の一言。
男性は理由を伝え、「意思が固い」ことを伝えると、課長は渋々納得してくれたそう。信じられなかったのは、最後に理事長に挨拶をしていったときのことだ。
「理事長に挨拶にいくと、『おー』のみ」
15年という長きにわたり貢献してきた職員への言葉がたった一言。男性はその後、経営不振で冬のボーナスが下がったことを知り、こう結んでいる。
「上が辞めさせる原因では仕方がない。早めに辞めて良かったと思う」
神奈川県の50代女性(サービス・販売・外食)は、アパレルの販売の仕事をしていたときの出来事を振り返った。
「店舗ごとに人間関係のゴタゴタが多過ぎて毎日のようにそんな噂話をされ、ウンザリしていました」
今後のことも考えて転職を決めた女性は上司にその旨を伝えた。すると、「さらに上の上司」との面談が行われることになった。引き止めや今後の相談があるのかと思いきや、会社側の対応はあまりに不誠実なものだった。
「面談が行われたのはそれから1ヶ月後、さらにその面談では携帯片手にメールしながら質問してきたので本当にガッカリしました」
退職を決めた部下との時間は、その上司にとって片手間で済ませる程度のものだったのだろうか。あまりに適当な対応に、「辞める決断をして正解だな」と心境を明かしている。
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