しかも、「昇給や昇進にも響くので休もうにも出席せざるを得ない」という追い込まれぶりだった。とはいえ休日を潰して参加したとしても、代休や手当は一切なし。不参加を申し出ようものなら、執拗に理由を問い詰められた。
「どうしても参加できない(結婚式参列や急な発熱など)場合でも何とかして出てこいと言われる始末」
特に飲み会が多かったようで、あまりの強引さに「社員はミルク飲み人形ならぬ酒飲まされ人形ではない」と憤る。だが、会社側がこれほどまでに出席を強要したのには、身勝手な計算があったようだ。
女性は、会社が全員参加を強いる理由は「税金対策」だと推測している。一般的に、社内イベントが福利厚生の経費として認められるには「全ての従業員が参加できる」ことが必要で、半数以上の参加が目安とされているからだ。
しかし、最大の問題は「強制参加」でありながら「賃金未払い」である点だ。断れば査定に響く行事は立派な「労働時間」にあたり、休日なら「休日割増賃金」を支払う義務がある。
女性は「社内行事に参加しないといけない評価制度って必要なのか」と、退職した今でも疑問だという。会社の都合でプライベートを犠牲にさせられる環境なら、抜け出せて幸いだったと言えそうだ。
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