
画像はイメージ
会社のトップ層が安全管理の基本を全く理解していないと、真面目に働く社員たちが愛想を尽かすのは当然だ。投稿を寄せた50代男性は、「メーカーの食品」を取り扱う倉庫での信じがたい出来事を明かした。
事の発端は、入社して間もないとある社員が県外の営業所へ応援に行った時のこと。ちょうど様子を見に訪れていたという「社長の息子」の目の前で、その社員はフォークリフトを用いて驚くべき行動に出た。(文:湊真智人)
「高く積み上げた最上段のケース物を取るのに、空パレットをリフトで高く掲げ、伸ばしたマストから空パレットに立った」
「繰り返される行動が琴線に触れ、感動された様子」
これは明らかな用途外使用で、転落の危険性が高い重大なルール違反だ。あまりに危険な行為だが、男性も思わず「軽業師の曲芸の技」のように「惹きつけられた」と当時の異様な光景を振り返った。
本来であれば即刻作業を中止させるべきで、厳重注意や懲戒の対象になってもおかしくない。男性も冷静に「即始末書、と考える」と綴っている。ところが、会社の業務に疎い社長の息子は心を奪われたままだった。
「繰り返される行動が琴線に触れ、感動された様子」
「至極心が揺さぶられた」
あろうことか危険行為にひどく関心した様子。しかも、感動のあまりその社員を「営業所所長」に抜擢したというから驚きだ。
「給料は年俸。県外の自宅へ個人の車で行き来する高速代やガソリン代はすべて会社持ち」
という破格の厚待遇まで与えられたという。
謎の人事にベテラン社員は続々退職
安全管理の意識ゼロで、曲芸のような作業を評価する経営陣。当然ながら、安全第一で働いているベテラン社員たちが納得するはずがなかった。
「退職者が相次いでいるとのこと。渦中の社員が、その道の知識を蓄え、各種の資格を勉強し取得した人なら従う者もいましょうが」
真摯に業務に向き合ってきた者からすれば、ふざけた話でしかない。最後に男性は、会社への憤りと皮肉を込めてこう結んだ。
「皆さん、生活があって、生きる為にコツコツ働いているのです。『一寸の虫にも五分の魂』。社員を、儲ける為の道具と考えてはいませんよね」
労働者の命や安全を軽視し、えこひいきのような人事を行う会社から人が離れていくのは当然のことだろう。
※キャリコネニュースでは「『この会社終わってるな…』と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/0O5H4P8Y
どういうこと? 海外出張中に「今すぐ会社に来い!」社長から怒りの電話 まさかの理由に唖然
固定電話を廃止してスマホで出られるようにした結果→「電源を切って電話に出ない馬鹿が続出。終わっています」と語る男性
【あなたの投稿募集中!キャリア編】この上司は尊敬できない!と思った瞬間/お客さんに言い返したエピソード/会社を辞めてよかった!と思った…ほか


