女性によれば、新しい若社長は「仲良しクラブ的な経営が大好き」で、従業員に対する接し方に激しい差があったという。その公私混同ぶりは目に余るものがあった。
「社用車のミニバンで取り巻き達と一晩中ドライブに行ったり、特定の女性社員と2人で深夜に『社用車でオシゴト』してました」
また、業務中における社内外での態度についても疑問を持たれることが多かったようだ。
「取引先やお客様にも挨拶ひとつせず、スーンとしてブランドコーヒー片手に社内を歩き回る人でした。社内外の評判も悪く、老舗として大丈夫か?と思っていました」
怪文書で社内は混乱「正直に言え。今なら許してやる」
そんなある日、会社に一通の「怪文書」が届く。内容は一方的に社長を批判するもので、普段の素行についても詳しく書かれていたため「身近な人間が書いたのは明らか」だった。
当時、若社長は前の社長が採用した従業員を追い出したり、給与を下げたりする対応をとっており、前社長の代に採用された女性もそのターゲットだったという。怪文書の件では、社長から直接こんな風に問い詰められた。
「社長から『この文書、あんただろ?警察に行くぞ。正直に言え。今なら許してやる』と言われました」
警察まで持ち出し脅迫とも取れる態度だが、女性は冷静に対応した。
「身に覚えのないことなので、『どうぞ』と答えましたが、この社長終わりだなと思いました。警察からは相手にされなかったようです(笑)」
この出来事の後、女性は「いい就職先が見つかり退職しました」と報告している。
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