男性が謝罪し丁寧に対応しても、2人の客の怒りはまったく収まらなかった。
「正しい値引きシールに貼り替えても収まらず、本部に言ってやると脅し、大変申し訳ございませんと言っても、心がこもっていないと、何度も言わせ」
周囲の目もある売り場で、2人がかりで執拗に責め立てられる精神的苦痛は計り知れない。この時点でもう威力業務妨害と言ってもいいレベルだ。
定価6000円分を2000円に値引きしたら「何事もなくお帰りに」
逃げ場のない状況下で、最終的に男性はこの場を収めるために苦肉の策に出る。
「最終的に値引き幅を65%値引きでその場を収めたが、品数点で定価6000円を値引きで2000円前後にしたら、何事もなく2人のクレーマー客がお帰りになった」
破格の値引きを引き出した途端、先ほどの怒りが嘘のように満足して帰っていったのだ。最初から「安くさせること」が狙いだったのでは、と疑いたくなるような幕引きである。
当時の心境について、男性はこう振り返る。
「さすがに2人の客から一斉に30分以上売り場で言われ続けていたら、正常な状態ではいられなくなってしまう」
店側にミスがあったとはいえ、正常な判断力を失うほど責め立て過剰な値引きをさせた行為は「カスタマーハラスメント」と言わざるを得ないだろう。
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「店長出せよ!」深夜のコンビニで80円の値引きを迫ったクレーマーの末路


