「トラブルが起きると、先に報告してきた人だけの話を事実と信じ、双方の話を聞いて問題解決が出来ず、仕事出来る人がドンドン辞めていく」
優秀な人材が流出した結果、営業部門は3人の営業部員に対して営業事務の女性が十数人といういびつな人員構成に。その結果……
「おしゃべりしかしない、仕事が出来ない営業部が出来上がりクレームが増えた。また、大口顧客が離れていった。そのくせに人は採用するため、仕事をしない人が増えるのみ」
「俺が経費で精算しろと言ってんだから精算しろ」
社長の目に余る言動は、人事面だけにとどまらなかった。
「おそらく私用であろう領収書の詳細を経理が確認すると、『俺が経費で精算しろと言ってんだから精算しろ』と経理に怒鳴り散らしていた。部長の部下に対して、部長のことを『ホントにあいつはバカだ』と言いまくる」
これだけ傍若無人な振る舞いをしながら、社長は自身の立場を勘違いしていたようだ。
「『俺が社長なんだから、俺が一番偉い』と言っているが、雇われ社長であり取締役会が存在するため、取締役の中で単純に代表になっただけでほかの取締役から意見が上がること理解していない」
つまりこの社長は、いくら偉そうにしていても、他の取締役の意見や監督を受ける立場なのだ。さらに、経営者としての基礎的な知識にも欠けていたらしい。
「そもそも経営というものを勉強していないため、経費の使いすぎで利益が薄く、会計士からも注意を受けているにも関わらず直らない。能力ではなく、お気に入りで役職を付けているため仕事が出来ない役職者ばかり増えて、部がまとまらない」
最終的に、女性自身もこの会社を辞めたそうだ。
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