一部の人に偏った業務をみんなでやるシステムにしようという提案だ。だがこれに対し、上司から返ってきた言葉は予想外のものだった。
「やりたい人たちがやっているんだと思っていた。やらない人に不満を持つならやらなくて良い」
提案を無下にする言葉に、女性は「不満を言ったんじゃない。より良い職場にするための提案をしたつもりだった。この人には伝わらないんだ……呆れて言葉も出なかった」と当時の心境を振り返る。さらに、仕事への姿勢についてこう書いている。
「段取りや準備は、家庭で言えば“名もない家事”のような雑用だ。でも誰かが気付いてやらなければ物事が円滑に進まない。私は雑用も大切な業務の一環だと思っている」
「これ以上自分のエネルギーを無駄に使うのはやめよう」
管理職は、利用者支援を第一に目指しつつ、スタッフの意見に耳を傾け職場環境を整え、人を育てる役割も担うと女性は語る。しかし彼女に言わせれば、「この上司はどれもまともに考えていない」という。
「スタッフ1人1人に対する感謝や労いの気持ちすら持てない上司が、どんな良い支援を実現できるのだろうか。この人のもとで、これ以上自分のエネルギーを無駄に使うのはやめよう。そう心に決めた瞬間でした」
現在は、利用者と関わる時間を大切にしつつ、極力「エコモード」で勤務しているという女性。
「でも私がエコモードにすると他のスタッフに負担がかかる。そのバランスを取りながら、準備万端にして半年後には退職する予定です」
半年後、彼女が去った職場で“名もない家事”的な仕事を誰が担うことになるのだろうか。
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「そんな上司について行きたくありません」自分の仕事を押し付ける上司に言い返したエピソード


