「就活やめたい。アイデンティティーが瓦解する」に同情と励ましの声 「就活なんて茶番だからゲームだと思って」
投稿者はESの作成に苦労しているようだ。自分の得手不得手は分かってるはずなのに、いざ書こうとすると筆が止まるという。「私には400字語れる趣味さえない。私の人生は800字にも満たない。きっとそういうことだ」と、自己嫌悪に陥っている様子も見える。
これに対し就活経験者からは
「自分にもこういう時期あったな、とふと思い出した」
「救いになるかわからんが、大半の就活生が就活中にアイデンティティ崩壊するから。どうでもよくなって面接が適当になってからがホントの就活」
など、同情といたわりの声が寄せられた。就活で同様の悩みを持った人は多いようだ。また、就活を茶番と割り切るようアドバイスする人も多数見受けられる。
「もうね、そういうゲームだと割り切った方がいいよ。冷静に考えると就活なんて茶番以外の何物でもないんだから」
とはいえ、それでも投稿者の悩みは深まる一方だ。
「みんなきっと、挫折とか失敗とかそういうのあって、立ち直るなんて立派なものじゃなくて、逃げたりごまかしたり忘れたふりして、どんどん変な形になりながら生きてる。そうやって折れたり歪んだりした、その形が個性だ。なのに、企業ときたら、まん丸でつるっつるの人間ばっかり求める」
「自分を認識して上手に表現してるやん、素晴らしい」
これには、企業はつるつるの人間を求めているわけではないとのコメントが寄せられていた。
「企業は丸くてつるつるの人材なんて全く求めてない。自分の凸凹がどのように凸してるか、いかに凹であるか、を説明し、それを踏まえて、志望企業に対しどのような貢献ができるか、を主張するのが就活」
完璧でなくても大丈夫だと伝えたかったのだろう。時として模範解答を求めてしまう就活だが、ひとりひとりの個性を活かすという視点の大切さを諭すようなコメントだ。また、投稿主が書き込んだ文章に対しては
「自分を認識して上手に表現してるやん、素晴らしい」
と、賞賛の声が寄せられた。ESの基本は、自分を客観視し文字で相手に伝えることである。投稿主はもうできているではないか、心配ご無用ではないか、という励ましだ。
他にも「船橋きたらうまいもん食わしちゃるw」などの慰めもあり、投稿主は
「たくさんの反応ありがとうございます。まだまだ就活序盤だし、あまり神経質にならず頑張ろうと思います。元気出ました。ありがとうございます
と、立ち直ったことを追記していた。まだまだ就活は始まったばかり。適度に息抜きして、周りの力を借りながら、最後まで走り切ってほしい。
※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。