初対面では平気なのに2回目から緊張する「二度見知り」の人 「どこまでアラがバレるのだろうかと思いドキドキ」
大抵の場合は初対面ほど緊張し、相手がどんな人かわかってくるにつれてリラックスしていくものだが、この女性のように逆に緊張感が高まっていくという人も少なくない。筆者もそのうちのひとりだという自覚がある。なぜ、2回目以降の方が神経を使うのか。それは多分、素の自分に自信がなく、嫌われる勇気もないということに尽きるのだと思うが、これがなかなか生きづらい。
このトピックに集まったのは「めっちゃわかる」「同じです」という共感の声。その多くの人に共通するのが”初対面で頑張り過ぎる”というもので、
「初対面は演技しちゃうもんなー。まぁ、愛想よくというか頑張っちゃう」
というコメントも。演技とまではいわなくても、初対面で頑張り過ぎると確かに2回目以降が辛い。テンションを継続させるのがしんどくなってくるのだ。別に、常に同じテンションで人と接しなければいけないという法律があるわけではないのだが、「前回と違う」と思われる(評価される)ことに必要以上にビビってしまうわけだ。
筆者の場合はそうなる一因にお酒がある。お酒が入っている状態で人と接することが多く、そうなると「明るく社交的でおおらかな人」という印象が持たれやすい。
「美容院は顔が覚えられる頃に違うところに変えたりする」という人も
しかし、素面時は神経質で臆病で、しかもその落差がハンパなく大きいので自分で自分に疲れてしまう。飲みの席で出会った人と2回目以降に会った場合、「前は楽しい人だったのに」と思われるのが怖く、「明るくてフレンドリーな前回のワタシ像」をイメージして接してしまう。不誠実を自分に感じながらも、だ。しかし私などまだ軽症の方だろう。コメントの中には
「結婚式で知らない人だらけのテーブルに放り込まれても楽しく過ごせるが、職場の人とは何を話したらいいか分からない」
「だから美容院は顔が覚えられる頃に違うところに変えたりする」
というものも。皆、けっこう深刻に悩んでいる印象だ。改善策は「最初からできるだけ素で接すること」なのだろうが、そうできない理由は意外にも根深いところにあることも多く(育ってきた家庭環境など)、克服は容易ではない。しかしある人はこうコメントする。
「自己開示して、それで相手に変な人とか思われる事はあるけど、そのぶん本当に合う人とも出会えると思う」
そう、頑張らなくては付き合っていけない人とは、結局はいい関係は築けない。多くの人に好かれるより少数精鋭を目指そう。そして何より、素の自分に自信をつけるための努力も必要だと思う。
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