就寝時間はどちらも0時台が多く、あまり差は見られなかったが、起床時間では差が見られた。1000万円プレーヤー、平均年収層共に最も多かったのは「6時台」(それぞれ41%、38.1%)だが、次いで多い起床時間は1000万円プレーヤーで「5時台」(21.9%)、平均年収プレーヤーで「7時台」(31.9%)だった。
1000万円プレーヤーは出勤時間も早めだ。平均年収層は「9時」に出社すると答えた人が一番多かった(32.2%)のに対して、1000万円プレーヤーで一番多かった回答はそれより1時間早い「8時」(37.4%)。また、1000万円プレーヤーの6割以上が8時までに出社していることもわかった。
また、通勤時間の使い方では、「ニュースサイトの閲覧」(1000万円プレーヤー48.2%、平均年収層41.8%)、「新聞を読む」(1000万円プレーヤー13.5%、平均年収層5.5%)、「読書」(1000万円プレーヤー19.8%、平均年収層16.1%)の項目で、1000万円プレーヤーが平均年収層を上回った。
平均年収層が1000万円プレーヤーを大きく上回った項目は、順に「SNSの閲覧」(1000万円プレーヤー21.6%、平均年収層30%)、「音楽やラジオなどを聴く」(1000万円プレーヤー22.9%、平均年収層31%)、「ゲーム」や「動画視聴」だった。
調査を実施したパーソルキャリアの清水宏昭氏は、
「朝早く起きて早めに出社することはもちろんだが、『限られた時間を有効的に使う』ことが、1000万円プレーヤーならではの実態と言える」
とコメントしている。