新卒1年目で仕事を辞めたいと思ったことがある人に理由を尋ねると、最も多かったのは「上司との関係がうまくいかなかったから」(40.3%)となった。次いで、「給料が低いから」(33.3%)、「同僚との関係がうまくいかなかったから」(21.2%)と続き、人間関係を理由にする人が多いことがわかった。
4位以降、「仕事で成果が出なかったから」(20.6%)、「希望の部署に配属されなかったから」(19.4%)、「福利厚生、労働時間等、会社の制度が合わなかったから」(18.8%)、「評価に納得できなかったから」(14.2%)と続く。
辞めたいと思った時にどのような行動を起こしたかを聞くと、「家族に相談した」(34.2%)に次いで「何もしなかった」(32.4%)が続いた。仕事を辞めたいと思った人のその後の行動を聞くと、「転職していない」(30.9%)が最も多い結果となった。
2位以降、「入社1~3年以内に転職」(23.9%)、「入社1年以内」(17%)、「入社3~5年以内」(15.2%)、「入社5年目以降」(13%)となった。新卒1年目で仕事を辞めたいと思いつつも、入社3年以内で転職をする人は4割に留まった。