佳作にも、しゃれの効いた標語が多数入賞した。「『セクハラか?』 聞けばセーフと 思うなよ」と、ハラスメント意識の薄い人たちを冷やっとさせるものや、
「メルカリで 売ってる美品 社の備品」
「ベロベロで 社内の機密 ベラベラと」
「『冗談だ』 語尾に付けても 笑えない」
「休暇中 上司のメールに 気がめいる」
などがあった。
入選作品のほか「甘い汁 くさい飯との セットメニュー」などを加えた100作品は、『コンプライアンス標語コンテスト特選100』として同社ホームページで公開されている。これらの標語はコンプライアンス意識向上に役立ててもらうため、問い合わせがあれば企業や官公庁などに無償で提供する。
また、応募作品の中から12作品を選び、標語の内容に合わせたイラストとともに、2020年版コンプライアンスカレンダーを作成するという。カレンダーは今年9月上旬から予約販売を開始する予定だ。