世の中には、たとえ旅行先でも我が物顔で振る舞う人もいる。そんな一面が、社員旅行の場で出る人もいるようだ。キャリコネニュース読者から寄せられた「散々だった社員旅行エピソード」を紹介する。
管理・事務職の40代男性は、虚しいだけの社員旅行だったという。一次会の宴席は、クジでランダムに決まる。
「普段喋らない人と隣になり当然、気まずい。さらに二次会は部屋飲みだが喫煙プカプカのなか、まずい焼酎水割りと安い肴を食べながら諸先輩の武勇伝を聞かされる」
慰安旅行のはずが、返って疲れが貯まるだけのイベントに終わった。
「1泊2日の北海道旅行はほぼ移動。お金の無駄です。ボーナスに回してください」
管理・事務職の40代女性は、社員旅行の”伝統”に困惑した。自由参加を謳っているものの、当日が休みの社員は全員強制参加。
「移動中のバスの中では一発芸の強要があります。誰一人として参加したい社員はいないにもかかわらず、社長は『みんなが喜んで参加している』と勘違いしています」
管理・事務職の20代女性は、社員旅行なのに観光することができなかった。
「1泊2日の北海道旅行でしたが、ほぼ移動。夕食はコンパニオンつきの宴会で、社内コミュニケーションがとれませんでした。企業のトップは添乗員とのみ行動していました。お金の無駄です。ボーナスに回してください」
技術職の20代男性は、旅行先でもブラック行為を働く上層部の実態を明かした。毎年ある社員旅行は、全国の支店と支社が合同で参加するという。その中で、「会長や役員の周りは、入社3年目までの女子社員が囲い、お酒を注いで世間話に付き合う」という伝統もあった。
ある年、不満を持った不満を持った女子社員が結託し、会長らを囲うことなく女子だけで飲んだという。しかし「翌日、3年目までの社員が全社員の前で土下座して謝らされていた」という。
「おじさんたちがコンパニオンを呼んで大騒ぎ。翌日のバス内がお酒臭くて最悪でした」
建設業の50代男性の会社は、社員旅行が毎年梅雨時期であることを嘆く。会社自体、梅雨時期が閑散期であるため、そこで社員旅行を組むことが多いという。
「梅雨の石垣島に行った時には毎日が雨降りで全く楽しめませんでした。
ほかにも、
「宴席上で全員輪になって手を繋ぎ社歌斉唱し、そのまま一人ずつ社に忠誠を誓う旨を大声で宣言させられる」(40代男性、技術職)
「おじさんたちがコンパニオンを呼んで大騒ぎ。翌日のバス内は二日酔いだらけでお酒臭くて最悪でした。二日酔いだからと観光地でも降りない人が続出」(30代女性、管理・事務職)
といった声が寄せられた。
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