管理・事務職の20代女性勤めていたのは「よく言えばベンチャー気質、悪く言えば学生のサークル」のような会社だった。長時間労働や休みの少なさ、あまりにも杜撰な研修など、問題は山積みだったという。
「ある日、珍しく職場環境に関する会議が開かれると知り、喜んだのも束の間。主任が満面の笑みで出した提案は『チームワークを高めるために、今からみんなのいいところを書いて発表しましょう!』」
「他人のいいところを発表する」──それは女性が小学校2年生の学級会でしていたことだった。「こんな低レベルな組織にいるのか」と我に返った女性は即転職活動をはじめた。
「増員か業務割変更しないと体を壊す」→上司「大した量の仕事をしていないだろう」
管理・事務職の30歳男性は、まだ入社1年も経っていないが、部署での在籍歴が役職を除くと一番の古株だという。29歳のとき3社目の転職先として中途採用された会社だが、入った部署が悪かった。
「経験のある社員は上司からの理不尽に耐えられず移動するか退職。代わりに入ってきた3年目社員も4か月でメンタルヘルスにかかり休職することに……。私より数か月早く入社した中途社員は仕事に無責任でした」
男性はあまりの業務量の多さから、「増員するか業務割を変えないと体を壊す」と上司に申し出たが、「大した量の仕事をしていないだろう」と一蹴された。このままでは本当に心身を壊すことになると考え、男性は転職を決意した。
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