研究・開発職として働く30代女性は、かつてインフルエンザにかかり、職場で倒れたことがあった。当時は仕事が難航しており余裕がなかったため、上司は「仕事が遅れる」と不機嫌になっていった。
「倒れた翌日に上司から電話がかかってきて、『病人のふりをするな』と言われたあげく、3日後に出勤するよう命じられました」
この上司は女性の欠勤がよほど気に入らなかったのか、「インフルエンザにかかるのは本人の体調管理が悪いだけ」「発熱から数日休むというのは医学的根拠がない」など、心ない発言を繰り返した。
「こちらは『その甘いモチベーションで仕事に取り組んでいるのだ』という理解でいる」
共感力が欠ける上司も困ったものだ。営業職として働く30代男性は仕事の悩みを相談したのだが、
「こちらは『その甘いモチベーションで仕事に取り組んでいるのだ』という理解でいる」
と切り捨てられた。この状況で男性が求めたのは励ましなはずだ。男性は、
「分かるけど、そう言われるとモチベーションが更に下がる」
とやる気がなくなっている。仕事では厳しさは必要だが、機械的な対応ではなく、ときには優しさも欲しいところだ。
ほかにも、
「今後の状況、予定など全く話さない。その場になってからの対応が多過ぎる」(技術職/30代男性)
「言った言わないでもめ、指示が的確でない。責任をなすりつけ部下のせいにする。 仕事をしない」(管理・事務職/40代女性)
といった声が寄せられた。
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