クリエイティブ職の30代女性は、社員の業務量や業務内容を把握せず、言いたい放題な上司への不満を綴る。それは災害時の停電で、会社のパソコンが壊れたときだった。
「『大事に使わないから壊れたんだ。よくも会社の備品を壊したな』と叱責され、『直して使え』と言われました。直せるわけもないので、仕方なく私物のパソコンを会社に持参して作業をしました」
しかし、2週間後に別の社員のパソコンが壊れると、「必要なものなんだから」とすぐに新しいパソコンが購入された。女性が抗議をしたら、「たったそれだけしか仕事をこなせないくせに、パソコンを使いたいなんて図々しい」と言われた。
女性は、「『これは俺の会社だ』と言い切る精神が気持ち悪いと思った」という。
パートなのに残業代などが支払われず抗議したら「僕らだって残業手当などでません」
研究機関の事務パートをしていた40代女性は、上司のパワハラが原因で退職した。仕事は繁忙期を迎えていたが、女性はパートのため帰宅。すると、上司から「パートとか関係ない、社会人失格です」といったメールが送られてきた。
「仕方なくその期間中は9時~21時の勤務で対応。子どもがいるので、いったん帰宅して子どもたちに夕飯を食べさせてから再度22時ごろ出勤。明け方に帰宅したのに、翌日も9時出勤というときがありました」
入社したての時期に、所内の友人とランチに出た際には、「なんでデスクにいないんだ」と叱責されたこともあった。さらに、
「残業や臨時の出勤分があまりに多過ぎてお金を払ってほしいと申し出たら、『僕らだって残業手当などでません』『お金より大事なものがある』などと言いわれました」
結局、残業代は払われず、代休を取るようにと言われた。ところが、いざ代休を使うと嫌みを言われ、女性は馬鹿馬鹿しくなって辞めたという。
ほかには、
「社内いじめに合っていて見て見ぬふりをする上司。助けてくれない上司と気づいたとき」(20代女性、管理・事務職)
といった声が寄せられた。
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