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「未上場のIT企業で勝負すべきだ」 最優秀ヘッドハンターが語る「若手社員」が進む道

ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤーを受賞した志水雄一郎氏(左)と、ビズリーチの南壮一郎社長(右)

ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤーを受賞した志水雄一郎氏(左)と、ビズリーチの南壮一郎社長(右)

会員制転職サイトのビズリーチは2015年2月26日、2014年度に最も優れたヘッドハンターを決定する「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」を都内のホテルで開催した。

この賞は、ビズリーチを通じた転職支援の実績や、同会員からの評価をもとに決定するもの。最優秀の「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」にはNET jinzai bank(ネットジンザイバンク)の志水雄一郎氏が選ばれた。

最優秀ヘッドハンターは、これからの日本の産業や人材をどのように見ているのか。志水氏は、これからのビジネスパーソンは「インターネット・IoT(Internet of Things)セクターで勝負すべき」だと断言した。

20代でも「億の個人資産を形成できる」

「なぜなら、その業界では唯一、日本が世界で勝負できるからです。ここで勝たないと、日本は勝てない。逆に勝負してキャピタルゲインを得られたら、20代でも億の個人資産を形成できる可能性を持っている」

ベンチャー企業が多く上場する東証マザーズには、2014年に44社が上場。業種でみれば情報通信業が33.7%と最多であり、IT業界は活況を迎えている。

そんな中、志水氏のネットジンザイバンクでは、2014年に有名ベンチャーの役員クラスを20人誕生させたという。たとえばニュースアプリを開発運営するスマートニュースにはCFO人材を入社させ、2014年8月に約36億円の資金調達を成功させている。

そうした魅力的な市場下では、すでに上場した企業よりも未上場で有望なベンチャーを転職の選択肢に入れるべきだという。では、有望なベンチャーをどんなふうに見抜けばいいのか。

「ベンチャーキャピタル(VC)や金融機関、投資家がどこを勝たせたいのか、勝負には市場原理が働く。技術者が集まる開発イベントの『ハッカソン』などで、業界ど真ん中の人から情報収集したり、情報を持っているエージェントと動くのが良いと思いますね」

「タレント獲得競争の時代が幕を開ける」とビズリーチ南社長

アメリカではすでに、VCが「お金」だけでなく「人材」も提供することが多いという。日本でもVCと協調し、有望なベンチャー企業を「勝たせきる」ための人材支援を行っていくと志水氏は展望を話した。

ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤーを主催したビズリーチ社長の南壮一郎氏は、まさに今、日本の雇用市場は「大きな転換期」を迎えているとする。そんな中で、企業の経営課題に沿った人材コンサルティングができるヘッドハンターは、企業に重用されることになるだろうと話している。

「少子高齢化、経済のグローバル化が進み、『タレント獲得競争の時代』が幕を開けようとしています。新卒採用主体だった日本企業が、積極的に中途採用を実施するようになると、転職市場は拡大・成熟していくはず。真の価値あるヘッドハンターの存在価値はますます大きくなる」

あわせてよみたい:くじ引きと占いで志望企業決める「ベツルート」が焼肉採用

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