1位のかんぽ生命保険は、郵政民営化法に基づき2006年に設立された(設立当初は「株式会社かんぽ」)。保険金額300万円程度の小口商品が主流となっている。
財形貯蓄や独身向け・家族向けの社宅、レクリエーション施設や関係医療機関など、福利厚生は極めて充実している。また育児や介護に関する休暇制度だけでなく、それらを理由に退職した元社員の再採用制度も用意している。
さらには日本郵政グループ4社で、就職先としての企業の魅力度を競う「エンプロイヤーブランド・リサーチ 2019 ランスタッドアワード」金融/保険部門の1位に2年連続で選出。月の平均所定外労働時間は9時間となっている。
実際にかんぽ生命保険で働く人からは、以下のような口コミが寄せられた。
「妊娠中は通勤緩和で勤務時間を軽減しても満額給与が支給される。育休も最高3年取得でき、復帰後時短勤務も小3くらいまで可能で、子持ちの女性には非常に働きやすいだけではなく、男性の育休取得率も高い。子どもがいると有休の他に子ども一人につき休みが5日プラスされる。子持ち社員の突発休暇や早退にも理解がある人が多く、非常に働きやすいと言える」(事務管理/20代後半女性/年収400万円)