パート・アルバイトの貯金事情「貯金110万円。社会保険の強制加入がなければ……」「ゼロ。収入があまりない」 | キャリコネニュース
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パート・アルバイトの貯金事情「貯金110万円。社会保険の強制加入がなければ……」「ゼロ。収入があまりない」

貯金することができず、将来に不安を抱く非正規雇用者が多い。

貯金することができず、将来に不安を抱く非正規雇用者が多い。

同じ職場で働くとしても、正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなどさまざまな雇用形態がある。キャリコネニュースでは「貯金」に関するアンケートを実施しているが、今回は「パート・アルバイト」で働く人から寄せられた、貯金に関するリアルを紹介する。

パート・アルバイトのほとんどが、「月々の貯金額も現在の貯金額もゼロ」というものだった。非正規雇用ならではの厳しい現実が浮かび上がる。30代男性からは、

「貯金できず、不安」(年収150万円/月々の貯金額0円/現在の貯金額0円/既婚)

と将来への不安の吐露が寄せられている。このような回答は少なくはない。

「いつ借金まみれになるか」「何とかしたい」現状に危機感を抱く回答も

回答者の中には「このままではいけないと思っていても貯金できない。何とかしたくても収入があまりない」(30代男性/年収220万円/現在の貯金額0円/月々の貯金額0円/未婚)と、貯金できない現状に危機感を覚えている人も少なくはない。

貯金をしようと努力をする人もいるが、

「貯蓄したくて貯蓄性のある保険に入ったり、先取り貯蓄をしているものの、ほぼ毎月取り崩している。保険の満期で帰ってきた分は赤字補填でなくなる。かろうじて車検と任意保険のお金は出せているが、いつ借金まみれになるかと心配している」(30代女性/年収200万円/現在の貯金額5万円/月の貯金額1万円/未婚)
「貯金しても大きな金額の支払いのために消えていくので増えない」(40代女性/年収210万円/現在の貯金額10万円/月の貯金額5000円/未婚)

など、月々の収入が多くないために切り崩し、そのたび貯金が減ってしまい、まとまったお金を貯めることができないようだ。

「富の偏りがある」など格差社会や保険制度に不満の声も

パート・アルバイトの人の中には、日本の社会構造や社会保障制度に不満を持つ人もいる。収入の格差が是正されていない現実について、「富の偏りがありすぎる」(20代男性/年収220万円/現在の貯金額300万円/月々の貯金額0円/既婚)と嘆く回答も寄せられた。ほかにも、

「社会保険の強制加入がなければ問題ない」(30代男性/年収330万円/現在の貯金額110万円/月々の貯金額4万円/未婚)

と、保険で引かれる金額が大きいことに不満を覚えている人もいた。

パートやアルバイトの場合、正規雇用とは異なり賞与の支給がなく、時給が高くないために、毎月の収入が安定しない側面がある。今後、貯金や収入を増やすためには、仕事を変えたり副業を始めたり何らかの対策が求められると言える。

キャリコネニュースでは引き続き「貯金」「リボ払いの経験がある人」に関するアンケートを募集しています。

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