30代男性の職場は、かつては「パワハラセンター」と呼ぶほどひどかったという。当時の上司は仕事が多くなると、「今日はゴリゴリだぞ、タラタラ動いてんじゃねえ!」と毎日怒号を響かせていた。
館内アナウンスに現場スタッフが固まることもしばしばある。ある日は、「来月の希望休の受付は今日まで。以降は一切受付ません、以上!」という放送が流された。ほかにも
「みんながわかりきっていることや別にどうでもいいことなどを、5~10分置きにマイクを握って洗脳じみた絶叫です。そのくせ、従業員の要望には『気にすんな』『ここは学校じゃねえ』と一蹴」
など、館内放送で怒鳴る上司に辟易している。度重なる絶叫アナウンスで放送機器はボコボコになった。検品担当も入荷アナウンスができず、迷惑そうにしていたという。
考えろと言われたので考えたら「なんでそんなやり方になるんだ?ちゃんと相談しなさい」
40代女性は、上司の矛盾した言動に呆れている。「何でも相談しなさい」と言っておきながら、女性がいざ業務のことで相談すると、「それは俺の担当じゃない。自分で考えろ」というタイプの上司だ。
それでも女性は自分なりに考えて業務を進めたが、上司は、「なんでそんなやり方になるんだ?ちゃんと相談しなさい」と返してくる始末。暴走はそれだけにとどまらず、
「『これオススメの本だから、機会があったら読んでみて』と渡された本のサブタイトルには、『こんな業種で働く職員は負け犬しかいない』と書かれていました」
という。ちなみに本の内容を読むと、女性と同じ業種だった。一方、別の職員が、直属の上司から受けたパワハラに悩み、さらに上の上司に相談した際には「君は自分に甘いね」と突き放されたこともあった。
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