自身が働く理由を聞くと、突出していたのは「生活のため」(740人)で男女ともに1位となった。働きたくないと思えるぐらい辛いことがあっても、生活のために我慢して働いている人が多いことがわかる。
2位も男女ともに「趣味やプライベートの充実」だが、3位は男性「スキルアップ・自分自身の成長」、女性「貯金・老後の蓄え」となった。男性は、「一家の大黒柱」という意識が高く「家族を養うため」といった回答が多数寄せられた。
一方、女性は「生活の質を下げないため」「家族で楽しく生活できるだけの収入を得たい」といった回答が際立った。ほかにも「貯蓄や老後の蓄え」「子どもの教育費」といった将来を見据えて働いているという答えが多い点も特徴的だ。
どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいかを聞くと、1位は「給料が多い・仕事に見合った報酬がもらえる」(255人)となった。2位以降、「人間関係の良い職場」(250人)、「休み・有休が取りやすい」(124人)、「能力・努力を評価してくれる」(99人)と続く。
給料については、「生活に困らない程度」「仕事量に見合った給料」を望む声が多かった。人間関係においては、「お互い助け合いの気持ちがある」「仲が良い」「信頼できる上司がいる」といった事を願う声が多数寄せられた。