同社はリリースで
「ナッツやドライフルーツは、ビタミン・ミネラルが豊富で日々の生活で不足しがちな栄養を簡単に補うことができます」
とアピール。近年の健康志向の高まりから、こうした”おやつ”はコンビニなどでも手軽に手に購入できるようになったが、通常の菓子と比べると高価な印象が強い。そこで、同社は「オフィスで気軽に楽しんでもらえるよう、量り売りプランを開始しました」と説明する。
導入する什器は「ディスペンサー」「スクープビン」から選ぶことができる。最も安価なSプランは、ディスペンサー3本で月額6万円(税別)。提供はナッツのみで、月あたり9~12キロ、換算すると約300食分になるという。ドライフルーツも希望する場合は、さらに上位のプランにする必要がある(税別9万8000円/月~)。
提供される”おやつ”は20~30種類から月ごとにセレクト
提供される”おやつ”はメープルナッツミックスや、みかんやパイナップルのドライフルーツなど20~30種類あり、その中から毎月セレクトして届けられる。これらの”おやつ”はすべて人工添加物や白砂糖は使用しておらず、同社は「栄養豊富でカラダに優しい」とアピールし、おいしく、罪悪感のないおやつが楽しめることを強調した。
同社のホームページには、個包装プランを利用したことがある従業員の声を掲載している。主な感想は
「素朴な味で、素材の味が生きてる」
「しょっぱいものも、甘いものもあるのがいい」
「カロリーが低いのがうれしい」
といったものだ。従業員の健康を気遣いながらも、”おいしい”福利厚生が楽しめるオフィスなら快適性も高まりそうだ。