総合病院の検査部門で働く40代女性は、「働き方改革……。聞こえはいいですが」と綴る。始業は8時30分だが、検査はその時間からの予約枠がある。そのため以前は勤務表に、始業前でも準備時間としての記入ができた。しかし、改革が始まってからは記入が禁止に。時間外に働いてもサービス残業に変わった。病院全体についても、
「病棟では情報収集の時間が足りず、バタバタのまま入院を受けたり、検査や治療に出したり。現場はいつも事故が起こらないかとヒヤヒヤしています。終業時間過ぎての看護記録の入力などは上に許可を取ってから。それでも『2時間までしか入れないで』」
結局はサービス残業になってしまうという。とはいえ、病院は人間相手の職場だ。女性は「時間に終わらないことの方が多いです」といい、
「組織自体は『しっかり守ってやってます』の形が取れてればいいかもしれませんが、不満だらけの改革ですね」
と思いを吐露している。
「1日1食。農家からもらった芋や柿などで飢えを凌いでいます」
販売・サービス職の50代男性は、「残業や休日出勤ありきで生活していた」という。しかし働き方改革でいずれもなくなり、収入が減ってしまった。
「今、生活費ゼロです。2人の子を抱えて、妻と私は1日1食です。私には働き方改革に『死ね!』と言われている気分です。妻や私の収入はローンに消えてしまいます。子どもの大学進学で貯蓄もありません。最近は、近くの農家でもらった芋や柿などで飢えを凌いでいます」
ほかには、
「職人は日給制。社会保険加入になり手取りが大幅に減った。盆や正月など連休明けの給料はひどいもんだ。さらに『土曜日休め』とまた手取りが減る。もう限界にきている」(40代男性、技術職)
といった投稿も寄せられた。
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