運輸業で働く非正規雇用の20代男性は、現在の職場について綴る。クライアント企業に常駐しており、通勤時間は自宅から10分程度だった。入社当初は比較的穏やかに過ごせていたが、入社2年後に「部署ごと追い出されてしまった」という。
結果、新しい片道一時間半かけて通勤することになったが、ここが想像を超えるパワハラ環境だった。男性は職場を「正社員の罵声が連日飛び交う、体育会系パワハラセンターでした」と称する。
「明らかに従業員数が少ないのに、時間内にさばき切れない物量を扱っていました。それでも正社員は容赦なく、私たち非正規や派遣社員に『ピッチを上げろ!』『チンタラ動いてんじゃねえ!』『いつも手伝ってくれると思ったら大間違い!』などと怒鳴ってきました」
定時で帰れることはなく、繁忙日は日付が変わっても退社できない日もあった。そんな労働環境にもかかわらず時給を50円下げられてしまう。現在は状況が少し改善されたというが、「未だ少数の生え抜きパワハラ社員が猛威を振るっている」環境は変わらない。
「昨年、多くの被害を出した台風が接近した際、『物流業につき休みは許されません、欠勤なき様に』との張り紙がされました」
上司「労働基準法は俺らから仕事を奪う悪い法だ!」
販売・サービス業で働く30代男性は、営業所長の仰天発言にドン引きしたときのことを綴る。
「従業員のことを『人間のクズなんだから、そいつらに人間としての尊厳は必要ないし、退職するやつも引き止めるつもりもない』と威張り散らしていました」
またこの営業所長は「新人の教育」と称した現場視察で、日常的にパワハラやいじめを行っていた。立場の弱い人間を不当に扱う、とんでもない上司だ。
建設業で働いていて20代男性は、社長が日本刀を持って現れ「辞めたら殺す」と脅された経験がある。上司は「労働基準法は俺らから仕事を奪う悪い法だ!」と主張しており、まともに休めることはなかったという。
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