販売・サービス職の20代女性は、以前勤務していた会社について「バリバリの体育会系。典型的な男尊女卑な会社でした」と振り返る。飲み会は絶対参加。先輩のお世話は後輩がやるのは当然だったという。
「一番カチンときたのは『女なんだからタバコの火を付けろ』と言われたとき。『キャバ嬢かよ!』って心の中で叫んだ」
有休を取得しようとしたところ、「風邪の時しか有休取れない、社会人として当たり前のルール。こんなことも知らないのかバーカ」と言われたという。風邪のときしか有休が取れないのはその会社独自のルールであり、社会のルールから逸脱していると言わざるを得ない。
「どっちがバカだと思い、こんな会社に居たらストレスで死ぬと思って辞める決意をした」
既婚者だからという理由で仕事出来ない人が昇進、上司の評価は「すべて完璧だ」
管理職の40代女性は、過去に勤務した外資系企業で「既婚男性だからという理由だけで無能な男性が昇進をしていた」という。
「クライアントや顧客からの苦情が多く、仕事も遅い。定期的に必ず誰かとけんかをするなど、職場での態度や効率性からも問題があるため、上層部の外国人が全員、彼をクビにしたがっていました。ところが、当時の日本人の上司が彼を非常に推しており、最終的に昇進になりました」
問題の男性はどういうわけか、上司から「すべて完璧だ」というフィードバッグしか受けていなかったという。その後、「既婚者なら昇進」の方針を打ち出したのもその上司とわかった。同じ部署で働き続けていけば今後も同様のことはきっとあると思い、女性は退職した。
※キャリコネニュースでは引き続き「会社を辞めようと思った瞬間」や「ウチの会社のホワイト自慢」に関するアンケートを募集しています。