口臭や体臭、衣服に付いたニオイのきつい柔軟剤など、臭いによる”スメルハラスメント”が時折問題になることがある。ガールズちゃんねるに2月20日、「【迷惑】職場で納豆【対処】」というトピックが立った。
医療職のトピ主は、休憩室で毎回納豆を食べる同僚に迷惑しているという。同僚は、ダイエットのために納豆を食べているようだが、食べ終わった後に納豆の容器を洗わないでゴミ箱に捨てるため、休憩室が臭くなるという。やんわりと注意する人もいたが、一向に改善しないようだ。(文:石川祐介)
「ビニール袋に入れてもらっては?」という提案も
トピック内には、同僚をとがめるコメントが相次ぎ、休憩室で納豆を食べる行為に否定的な人が多かった。
「最悪すぎ。周り考えられないの?」
「納豆好きだけど職場で食べる勇気ないわ」
「納豆好きでも職場の休憩室で嗅ぐ匂いじゃないね」と納豆が好きな人でも、ニオイを嗅ぐことは嫌いという人が目立った。中には「体調があんまり優れない時に休憩室で納豆食べられた時は本当に吐くかと思った」という声も。
「持ち帰るかビニールに入れて口を閉じるくらいはしてもらえば?」
「納豆はさすがに臭いが気になるし、『せめてパックは洗ってほしい』と言ってもいいのでは?」
このほか、容器をビニール袋に入れたり、捨てる前に洗うなどの具体的な対策も寄せられた。同僚にとっては、家で納豆を食べている時と同じ感覚なのだろうか。迷惑している人がいることを改めてはっきりと伝える必要があるかもしれない。
“納豆禁止”ルールで決めると角が立つ?
また、職場の休憩所で起きた問題であるため、会社に対応を仰ぐべきという声も。
「総務課に連絡して、納豆禁止の張り紙を貼る」
「職場のルールとして禁止にしてもらえば?個人間だと揉める」
だが、納豆以外でも「職場でペペロンチーノ食べてる人も止めてほしい」「納豆じゃないけどチーズのスナック菓子食べながら仕事してる人いる」と臭いがする食べ物に迷惑している人は多く、納豆だけ禁止すると線引きが難しくなる。
「カップ麺の匂いが嫌な人もいるだろうし、ただ『納豆禁止』って張り紙すると角がたつから、「『匂いの強いものを食べたあとは、空容器を洗ってから捨てましょう』くらいだったら問題ないかなと思います」
納豆を食べることを禁止するのではなく、食べた人に対して、ニオイも含めた責任ある処分方法を義務付けるのが良さそうだ。職場は仕事をする場であるが、仕事とは関係ないところにも問題は潜んでいる。一つ一つ丁寧に対応していくしかない。