ホワイト企業勤めの実態「離職率ほぼゼロだけど給料が安い」「五輪休暇がある。残業ほとんどない」 | キャリコネニュース
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ホワイト企業勤めの実態「離職率ほぼゼロだけど給料が安い」「五輪休暇がある。残業ほとんどない」

ホワイト企業では人間関係も良好だ

ホワイト企業では人間関係も良好だ

ホワイト企業かどうかを判断する目安として、高い給与、休みの取りやすさ、勤務時間の長さや人間関係の良さなどが挙げられる。

ホワイト企業に勤務する人から、勤め先のどのようなところがホワイトだと感じるかを聞くと「有休の理由を聞かれない」(20代男性)という。本来、有休取得に理由は不要ではあるが、理由を述べさせる企業もあるのも事実だ。

ただ男性は、現職について「給料が安い」とも明かす。他にも、キャリコネニュース読者から寄せられたホワイト企業に勤めている人のリアルを紹介する。(文:林加奈)

「月の残業は多くて10時間あるかないか」

企画・マーケティング・管理職の30代男性の勤務先は「年間休日120日」だという。つまり完全週休2日制で、祝日やお盆休み、年末年始休暇があると考えられる。それ以外にも、

「特別休暇としてオリンピック開催期間中自由に4日間休暇OK。月の残業は多くて10時間あるかないか。ほとんどない月が多い」

通常の休日にプラスして特別休暇をもらえるのだから、社員の満足度は高くなるだろう。残業時間も少なく、ワークライフバランスを取り入れた働き方を実現できているといえる。一方、会社の不満としては「社員関係がドライ」という不満も明かす。

「残務をしようとしたら遅番から『変わるから』『かーえれ』と帰れコール」

過酷な労働環境と言われる介護業界にも、ホワイト企業は存在する。40代の女性が勤務する施設では「人間関係が良好で、離職率もほぼゼロ」だという。どのような待遇を受けているのか、その環境の良さを次のように語る。

「外部研修は日当がつく。内部研修(勉強会)は自分が休みの日なら時間外手当がつく。例えば、早番で残業になりそうなので、残務をしようとしたら遅番から『変わるから』『かーえれ』と帰れコールが出る。みんなで協力するので残業はない」

また飲み会はあまりないが、「出席率が良すぎて誰が夜勤をやるか揉めてしまうほど」だという。非常に良好な職場環境だが、唯一のデメリットとして「給料が低い」ことを挙げる。それでもこの人間関係の良さが仕事を続ける動機になっていると語る。

この女性が働く介護施設では、現在入居待ちが出ているほど人気だという。いきいきと働く従業員を見て、入居者も居心地が良いと感じるのかもしれない。

※キャリコネニュースでは引き続き「ウチの会社のホワイト自慢」「ブラック企業経験談」に関するアンケートを募集しています。

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