観光施設内のお土産ショップで働く20代女性は、新型コロナ陽性者との濃厚接触者が同じ地域にいるというが、店側に休業の考えはない。そんな店内での現状について、
「売り場に来るお客さんから『みんなが触れて汚いから、店頭に出ているものは買いたくない。ストックから商品を出してくれ』と言われます」
という。女性は「感染のリスクを背負いながら働いても、犠牲になるのは休業の判断をする上司ではなく現場の人間なんです」と綴る。
スーパーで働く北海道の50代女性は、大量買いの客が殺到した際に起こったエピソードを明かす。その日はレジからひっきりなしに応援要請を受けていた。
「その状況はわかっていたものの、売り場だって品出し等で忙しいため応援どころではありません。レジに行けないでいると、店内放送で思いっきり嫌みを言われたり、来てない部門が吊し上げられたり……」
女性は「30分置きにレジ応援を鳴らすなら、人員を増やして欲しい」と訴える。
「私は空港職員でも事務職。英語も読めるし私の方が偉いんだからな!」と怒鳴られる
空港内のドラッグストアに勤務する東京都の20代女性は、同じ空港で働くマナーが悪い他業種の職員について綴る。飛行機の利用客は旅行や出張ということもあり、しっかりと各自でマスクを用意している人が目立つという。それに比べて大半の空港職員は、
「マスク不足を理由としたクレーム、脅しや暴言が多すぎる。酷いときは『あんたの顔が気にくわない!』『私は空港職員でも事務職だし、英語も読めるんだから、私の方が偉いんだからな!』と怒鳴られる」
という。女性は、
「コロナで最も被害を受けていると言っても過言ではない航空業界ですが、だからといって我々に当たっていいわけなんかありません」
と憤りを隠せない。
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