愛知県で福祉・介護職をする30代女性も、会社の先行きを危惧する一人だ。例年、春は新規客が見込める時期で、今年も営業活動に力を入れるはずだった。しかし、新型コロナの影響で
「人の動きが鈍っているので新規のお客様の獲得が難しい」
という。また、今後の業績に影響が出てしまうため「かなり計画が狂ってしまった」と綴る。
宮城県の40代男性が所属する建設関係の会社は、新規の居酒屋やカラオケ店などの内装工事をメインとしている。ところが、新型コロナの影響で
「先月の中頃から取引先が新店舗の工事を無期限に先延ばしにした」
という。すでに先月から工事が始まっているカラオケ店もあるが、いまだにオープンしていない。男性は「8月頃までの予定がすべてキャンセルになってしまい、この先どうしたものかと……」とこぼしている。