「基本1人勤務なので、混み合った時は昼食がとれません。始まりから終わりまで、ずっと接客という時もありました」(ショップスタッフ/20代後半/男性/正社員/年収350万円)
「接客や荷受けなどの対応が多発。他のスタッフのフォローに入らなければならないことも。客数に対してスタッフ数が不足しており、日に日に作業が増えていく。原因はシフト制であるため、社員の揃う日が限られることなど」(店長/20代後半/男性/正社員/年収300万円)
「接客業という以上、クレームがあった際に涙目になるスタッフもちらほらいる。真面目な人は続かないと思う」(ショップスタッフ/20代前半/男性/正社員/年収280万円)
人員不足やシフトの調整不足に伴う”負担”の声が多く挙がった。人員配置は、売り場を左右するといっても過言ではない。また、クレーム対応が、精神的な負担になっている職場もあるようだ。クレームからトラブルに発展する前の対処方法は重要なはずだが、そうは簡単にいかないのが接客業の裏に潜んだ課題かもしれない。
「男性社員は積極的に接客をすることが難しい」
「20時が定時なのに、接客も同じ時間まで入っています。お客様が帰った後で処理をするため、定時で帰れることはほぼありません」(ブライダルコーディネーター/20代前半/女性/正社員/年収270万円)
「接客業が主な仕事になりますので、お客さまが帰らないと従業員も帰ることはできません。また呉服屋さんなので、なかなか男性社員は積極的に接客をすることが難しいようです」(その他/20代前半/女性/正社員/年収250万円)
「アパレル店舗での接客です。繁忙期とそうではない時で差の開きがあります。シーズンの立ち上がりやセール、大きな納品時には残業をすることがほとんどです」(店長/30代前半/女性/正社員/年収500万円)
対面接客における残業を挙げる口コミも多かった。営業時間と勤務時間が一緒の職場では、必然的に残業になるのが定番のようだ。問題改善には、前述のシフト調整が急務と言える。
また、職種によっては、性別適性もあるようだ。現代社会では、広く男女の雇用格差を埋めようとする取り組みが進んでいるが、文化や風習の絡みから、一部では一筋縄ではいかないことも多いのかもしれない。【参照元:キャリコネ】