ヤフー、在宅勤務を引き続き”強く推奨” 東京本社の95%が在宅、採用活動はオンライン上で完結 | キャリコネニュース
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ヤフー、在宅勤務を引き続き”強く推奨” 東京本社の95%が在宅、採用活動はオンライン上で完結

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オフィス出社を再開する企業が相次ぐ中、富士通や日立製作所のように在宅勤務を継続する動きも広がっている。ヤフーは、6月も継続して在宅勤務を強く推奨。東京本社のほか、カスタマーサポートなどを担う全国の拠点で働く社員約7000人を対象としている。

同社によると、在宅勤務は新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2月にスタート。「一月あたり5日まで」と定められている回数制限を段階的に解除してきた。現在は、全社員の大半を占める東京本社勤務のうち約95%が在宅勤務だという。

「オフィスの在り方を再定義しなきゃいけない」

同社では在宅勤務の推奨に加えて、フレックスコアタイムの廃止も実施。同社の広報は、キャリコネニュースの取材に

「より時間と場所にとらわれない、自由な働き方を推奨しています」

と理由を説明し、11~14時の時間帯については”勤務推奨時間”として設定していることを明かした。

このほか、緊急のものを除く国内出張や外出、来客対応は原則禁止。海外出張については禁止するだけでなく、プライベートの海外渡航についても自粛を呼び掛けている。どうしても渡航する場合は事前に申請が必要になるという。

また、外部の人が利用できるコワーキングスペースやカフェは休業。対面の主催イベントについては、人数を問わず原則禁止しており、歓送迎会や宴会についても開催自粛を呼び掛けている。

やむを得ない事情で出社する場合は、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保、2メートル以内の対面による会議室利用は原則禁止――など細かくルールが定めた。さらに、本年度の採用活動については、新卒、中途ともに最終面接を含むすべてのスケジュールをオンライン上で実施しているという。

新型コロナの終息後も在宅勤務を継続するかどうかは、企業によって判断が分かれそうだ。同社の広報は

「オフィスの在り方をもう一回定義しなきゃいけないとは思っています」

と話し、7月以降の働き方については「今まさに検討中」と述べるにとどめた。

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